肥満には見えない“隠れ肥満”こそ問題!

2019年01月28日

最近では、『隠れ肥満』が大きな問題となってきています

体重が標準(例えば、BMIが正常範囲内)なのに,体脂肪率が標準よりも高い場合を“隠れ肥満”といいます。「太っていないのに、肥満している!?」という状態だからです。
隠れ肥満の多くは「内臓脂肪型肥満」だといわれます

内臓周辺に蓄積する脂肪は血液中の脂質濃度を高めてしまいます。またインスリン抵抗性といって、すい臓から分泌されるインスリンの働きを低下させ、さらには、血圧を上昇させる物質が分泌されてしまうのです。その結果、脂質異常症、糖尿病、高血圧を併発して、メタボリックシンドロームをまねきやすくしてします。

とくに加齢にともなう隠れ肥満の影響は深刻です。加齢とともに筋肉量が低下し、それに相応して体脂肪が増加するからです。多くの場合は、体重には関心を持っていても体脂肪には、あまり関心を持っていません。
このため自分が隠れ肥満であるという自覚はあまり持ちません。

次のデータをご覧ください。体格指数BMIにおける「年代別肥満者数」の割合は、男女とも40代をピークとして、以後の年齢では低下傾向にあります。

40代をピークに体重は減少.jpg

ところが「年代別の脂肪面積」をみると、25歳時と比べて「皮下脂肪面積」についてはほとんど変わりませんが、「内臓脂肪面積」は、40歳代で2.5倍、60歳代では3倍以上にも増加しているのです。

年齢別脂肪面積.jpg

つまり、年齢が高くなるほど(高齢になるほど)体重は減少傾向、一方で体脂肪は増加するという「隠れ肥満」が顕著な状態になっているのです。

40歳を越えたら体重のみならず、ぜひ“体脂肪率”を計ってださい。「隠れ肥満」が見つかるかもしれません。

健康のため「隠れ肥満対策のダイエット」は必須です。

あなたも隠れ肥満かも?.jpg

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posted by Dr.ナガシマ at 15:29 | 肥満防止

ダイエットの原則

2019年01月19日

@摂取カロリーを消費カロリーより減らす
原料の基本原則はきわめて単純。出ていくカロリーよりも入ってくるカロリーを減らせば良い。カロリーを“赤字”にすればいいのです。例えば、赤字が7000kcalになれば、体重が1s減ることになります。

摂取 消費カロリー.jpg

A運動だけでやせるのは、ほとんど不可能
かりに運動だけでやせようとして、1日に700kcal消費するには、とても激しい運動が必要になります。ジョギングなら続けて1時間半。自転車こぎなら続けて2時間半。運動選手でもない限り、運動だけで減量するのは不可能といえるでしょう。

700kcal消費の運動.jpg
ちなみに、上記のように1日700kcal減らしたとしても、その体重減は1日100g。もし、1ヶ月間続けられたら3sの減量になる計算です。

B肥満解消の効果は「運動」よりも「食事」が圧倒的!
ご飯1膳で200kcal弱にもなってしまいます。ジャンクフードといわれるマックのポテトLサイズ、ビックマックなどは500kcal以上。ケーキなら・・・。上の運動で消費できるカロリーと比較してみてください。

いかに食べ物による摂取カロリーが大きいか、運動による消費カロリーが少ないかです。

肥満解消のための食事の3原則があります。この3原則から外れたダイエットは絶対に成功できません。一方、3原則に従えば、かならず理想の体重を(健康と共に)手に入れることができるでしょう。

肥満解消のための3原則.jpg

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posted by Dr.ナガシマ at 14:33 | 肥満防止

なぜ肥満だと、病気しやすく短命なのか?

2019年01月08日

誰もが100歳まで生きられる時代になるということで、国は「百寿社会プロジェクト」を立ち上げました。現在、日本の100歳以上の人口は7万人を超えるといいます。

でもそれは、裏を返せば“要介護人口”を増やすことにつながりかねないのです。
その理由は、健康寿命が延びていないからです

「健康寿命」とは、日常的・継続的な医療や介護に依存しないで、自分で生命を維持して、自立した生活ができる期間のこと。現在、この健康寿命は平均寿命よりも男女共に約10年も短くなっています。つまり、老後の最後の10年間は、自立できず介護などが必要となって終わるということなのです。

いくら平均寿命が延びても、健康寿命が延びなければ意味がありません

他人の手を患わさなければ生きていない状態が長期に・・・。
健康を失えば、その危険性が非常に高くなるのです。

そうならないためにも、「肥満」を防止しなければなりません。
なぜなら肥満は生活習慣病の大きな要因になっているからです

では具体的に、肥満にはどんな弊害があるのでしょうか?

<善玉と悪玉の生理活性物質>

実は、脂肪細胞からは生理活性物質である「アディポサイトカイン」が分泌されています。

生理活性物質とは、体のさまざまな活動を調節したり、活性化したりする化学物質のことで、ホルモンや神経伝達物質など。また生理活動にいろいろな作用をもたらす物質で、ビタミン、ミネラル、酵素やホルモンなどもそれに当たります。

一方、肥満して体の脂肪が過剰にたまると、「悪玉のアディポサイトカイン」が過剰に分泌され、くわえて「善玉のアディポサイトカイン」の分泌が低下してしまうのです。

このため、高血糖、高脂血症、高血圧などのいろいろな病気につながってしまうことが医学的にもわかってきました。

生理活性物質.jpg

肥満に関係する病気.jpg
大腸がん・前立腺がん・乳がんなどの多くのがんのリスクを
高めることもわかっています。


日本肥満症予防協会副理事長の宮崎氏によると・・・、
「日本人は軽度の肥満でも、さまざまな健康障害を引き起こす内臓脂肪型肥満が多く、いろいろな病気に繋がっている」
「肥満と判定された人は、体重を3%以上減らすだけでも内臓脂肪が減り、検査数値が改善することが多い」

と指摘しています。

(たとえば、70kgの人ならわずか2kg減量すれば健康改善が見込めるということ)

栄養バランスがとれて、健康になりながら減量できる BOSSダイエット法→




posted by Dr.ナガシマ at 16:05 | ダイエット