肥満から認知症へ(その解決策)

2018年01月24日

●60歳代の肥満が問題になる!

体重が増加するほどに、脳が収縮する可能性があるようです!

60代を対象にした8年におよぶ最新の研究から、「肥満体」では、大脳辺縁系の一部である海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになりました。
その収縮率はアルツハイマー病に匹敵するといいます。

2017年11月18日、ワシントンD.C.で開かれた北米神経科学学会の記者会見で、その研究結果が発表されました。

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オーストラリア国立大学の神経科学者で、この研究の共著者、ニコラス・チェルビン氏は次のように語ります。
「標準体重の人は、海馬の収縮率が肥満体の人の半分程度でしかない。今回の被験者は実験開始時点で60〜64歳であり、高齢者の肥満が認知能力を低下させることを裏付けるものです」。

この研究では、MRIを使って60代の400人の脳を調査。その結果、肥満している被験者の海馬が細身の被験者よりも速く収縮している。その収縮率は、記憶喪失や気分変動、集中力と意思決定力の低下につながるとしています。

●脂肪の増加で二重苦!? 
1つの可能性として、肥満で脂肪細胞が増えることで脂肪細胞から浸出する免疫系の化学物質が増え、それが海馬で細胞死を促進する。また、細胞の再生を抑制するという二重苦が現れるからのようです。

●体重を減らしてアルツハイマー型認知症を予防
ピッツバーグ大学の神経学者のジュディ―・キャメロン氏は、肥満と認知能力の低下を関連付けた動物実験と照らし合わせても、今回の研究結果には信頼性があると述べています。
さらにキャメロン氏は、「体重を減らし、もっと体を動かすことで、アルツハイマー型認知症が予防できることを広く知らせる必要がある」と言います。

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脂肪の増加で、その細胞から浸出する化学物質が、(記憶する脳の)海馬の細胞死を促進する!

つまり、肥満にしろ、隠れ肥満にしろ“体脂肪”を減らせる「ダイエット法」をやらないといけないということ。ただ痩せればイイ、体重は落とせても“体脂肪は減らない”という巷のダイエットでは全くダメで、かえって認知症発症の危険性を高めてしまうのでは・・・

栄養バランス良く「食事しっかりのダイエット法」web
posted by Dr.ナガシマ at 16:51 | 肥満防止

女性の腰の曲がりは骨粗しょう症とともに“たんぱく質不足”も!

2018年01月22日

女性ほどプロテインを利用すべきではないでしょうか・・・

なぜなら、もともと女性は男性に比べてテストステロンというホルモンの分泌量が少なく、更年期以降には目に見えて筋肉量が減少するので、その予防のために“たんぱく質(プロテイン)の補給”が極めて重要になるからです

テストステロンは男性ホルモンの一種ですが、女性にも男性の1/3ぐらいあります。
このホルモンには、たんぱく質を同化する作用、つまり筋肉をつくる作用があります。
ところが女性は男性に比べて更年期以降の同化作用の減少が著しく、よけいに筋力も衰えてしまうのです。

特に背面、起立背筋の衰えが、そのまま腰の曲がりに直結してします。女性の方が男性よりも数倍、腰が曲がってしまうリスクが高いのは、こうした理由によるのです。

女性 腰曲がり写真.jpg

年代別筋肉量の比較.jpg

これを未然に防ぐ手段の1つとして、“たんぱく質”の補給が大切になるのです。

たんぱく質を豊富に摂取することにより、テストステロンの分泌量も増加するとされます。
このため、専門家のあいだでも吸収しやすく豊富なたんぱく質が補給できる「プロテイン」の利用に注目が集まっています


プロテイン、カルシウム、ビタミン、ミネラルの補給に『サプリタイム』
posted by Dr.ナガシマ at 17:16 | 肥満防止

洗顔フォームにイイことなし!洗顔石けんとの違い・・・

2018年01月05日

あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

さて『ピンピン110歳』まで、健康に元気に生きるためには、いつまでも“若々しくない”といけないですね。
つまり、美容の面にも気をつける必要があるということです。
もちろん男の私であっても、美容には関心があります。今年70歳を迎えることになるので、なおさら老化に対するあらゆることに関心を向けています。

ところで、男性の私として何時も不思議に思うのは、どうしてわざわざ女性は肌を悪くさせるようなファンデーションや化粧をするのでしょうか?

実は以前、東洋経済新聞に出た記事で、化粧品業界の宣伝費が圧倒的に高く、何と販売価格の9割近くにも達するといいます。つまり、原価は1割以下ということですね!?

そうなると、原価を抑えるための化学成分が非常に沢山使われているのもうなずけます。
そんなモノを毎日肌につけていて良いわけがないですよね。
化粧品が女性の肌を悪化させ、さらに老化させている報告もあります。
そんな良くないモノをわざわざ高い金を出して買っている。不思議です??

皮膚科の専門医からみると、肌のケアの基本は「洗顔」「保湿」「紫外線の防御」の3つだそうです。
しかも、「洗顔」は肌のお手入れの大切な第一のステップ

さて、毎日の洗顔はしっかりできていますか?

「疲れて、ついついメイクしたまま寝てしまった」、「乾燥が気になるから水ですすぐだけ・・・」。
洗顔の一番の目的は皮脂などの不要な油分を取り除くこと。古い油は酸化して皮膚細胞に悪影響を与え、肌を老化させる要因にもなるからです。また、一日中顔につけていたメイクも洗顔でしっかり落としたいもの。

乾燥肌の人に多い「朝は水ですすぐだけ」というのはNG! 寝ている間にコップ一杯の汗をかくといい、そのとき分泌した皮脂汚れは水だけでは落ちません。
「基本的にはどんな肌質の人でも、朝晩2回の洗顔で、しっかりと油汚れを取り除くことが正しいお手入れ方法」、と皮膚科の専門医も述べています。

そこで問題は、洗顔石鹸と洗顔フォームの大きな違い! それは“合成”界面活性剤が入っているか、入っていないかなのです
石鹸も「石鹸という名の界面活性剤」なのですが、一方の洗顔フォームは“合成”界面活性剤が主成分。

●「石けん」の製法と成分
石けんは、「石けん素地」や「カリ石ケン素地」、もしくは「純石けん分(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)」という成分からできています。
いずれもステアリン酸やオレイン酸などの「脂肪酸」とカリウムやナトリウムなどの「アルカリ」を反応させたものです。

石けんの製法.jpg

こうして作られる「石けん」には、当然、“合成”界面活性剤が含まれていませんし、防腐剤(パラベン)や香料、着色料なども一切添加されていません。

■「洗顔フォーム」の成分
洗顔フォームには、もちろん“合成”界面活性剤が使われています。
その中で、石油系の合成界面活性剤の成分はたくさんあります(その一例を以下に示します)。とりあえず、これだけでも把握しておくとだいぶ回避できますね。

これらの成分が入っている洗顔フォームや洗顔料は、肌の健康のために避けるのが望ましいものです。

洗顔フォーム 合成界面活性剤.jpg

◆「石けん」と「洗顔フォーム」の違いは “洗い流した後”でわかります
「脂肪酸」と「アルカリ」からなる洗浄成分(石けん素地)は、分解されて肌に洗浄力が残りません。一方、合成界面活性剤(洗顔フォーム)は、お湯では分解されないため肌に洗浄力が残りやすい。これが刺激になって、お肌を荒らす原因ともなるのです。

「石けんが肌に優しい」、と言われるのもこのようなことからなのです。

洗顔フォームと合成界面活性剤の違い.jpg

“汚れを落とす”という“石けん本来の機能”を重要視!

脱ファンデ、脱シャンプー
posted by Dr.ナガシマ at 11:20 | 肌のケア