あなたの健康のために贈る言葉

2014年12月25日

あなたが健康ならば、病気にならないようにできるだけのことをしてください。

もし病気なら、それはあなたが健康でいるためになすべきとをしなかったからです。

ほんどすべての病気は、かかった後で治すより、かかる前に予防するほうが容易である。


(スコットランドの医師、ジェームス・リンド)
posted by Dr.ナガシマ at 10:21 | 生活習慣病

がん予防の要(NK免疫細胞)を低下させないためには?

2014年12月24日

がんは今や日本人の国民病とも言えるのではないでしょうか?
日本人の最大の死亡原因であり、全死亡者数の3人に1人が、がんで死亡しているのです。
しかも、2人に1人はがんに罹る状態です。

「わたしは、がんに罹らない」というような他人事では絶対に済みませんね!
では、がんに罹らないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか? 

唯一、NK(ナチュラルキラー)細胞という免疫が、がん細胞を殺してくれるのです。
この免疫細胞が強く働いていれば、がんに罹らないということですね。

NK細胞は、1975年に米国のハーバーマン、日本の仙道富士郎教授(山形大学医学部教授:免疫学)らによって同時に報告され、その存在を知るようになりました。
「ナチュラルキラー細胞の活性が高い人は、がんにならないし、ウイルス感染もしにくいということがわかっている」と言うのは、世界的な免疫学者で順天堂大学医学部の奥村教授です。

その一方、「MK細胞の活性は、ちょっとしたストレスでも弱くなるし、生活のパターンがデタラメになると弱くなる」とも述べられています。若い人でも精神的なストレスや不健康な生活習慣などによって、NK細胞の働きが落ちてしまうのです。
NK細胞の活性に大きな影響を与える要因をまとめてみると次のようです(活性を下げる要因と、上げる要因があります)。

↓タバコで活性低下
NK細胞の活性度を低下させるものとして、まずタバコがあります。予防のためには禁煙しましょう。受動喫煙にも注意!(たばこを吸う方は、家族の健康のことも考えましょう)

↑リラックスすると活性上昇
NK細胞は自律神経系の働きに大きな影響を受けます。ストレスで交感神経系が優位になるとNK細胞の活性度が減少します。できるだけリラックスことが必要です。楽しいことを考えながらリラックスしたり、笑ったりしていると、脳からβ−エンドルフィンというホルモンが分泌されて、NK細胞の活性が上がるといいます。

↑栄養のバランスと種類で活性上昇
良質のたんぱく質や緑黄色野菜などをきちんと食べることで、栄養のバランス(特に、5大栄養素のバランス)に気をつけることが大切です。特に野菜や果物に豊富に含まれるビタミンやミネラル、ポリフェノールはNK細胞の活性を高めます。

↓飲酒や薬で活性が低下
過度のアルコール摂取や薬の取り過ぎもNK細胞の活性を低下させます。

↑腸内細菌を良くすること
腸内細菌は免疫力に大きな影響を与えます。NK細胞に限らず免疫力を保つために(善玉菌が多くなるように)腸内環境を健康な状態に保つことが極めて重要です。

↓冷えは大敵!
NK細胞は、体が冷えてくると血液の流れが悪くなり十分な活躍ができなくなります。
健康な状態にある人の腋化温度(わきの下の体温)は、平均で約36.5℃。この体温を1℃下回るだけで免疫力は30%も低下するといいます。その一方で、がん細胞は体温が35℃の低い体温のときに最も増殖し、39℃以上になると死滅します。

冷えとがん.jpg

↓肥満は肝臓がんのリスクを大にする!
非アルコール性脂肪性肝炎は、「過度のアルコール摂取がないにもかかわらずなる脂肪肝」から引き起こされる重度の炎症です。肥満や2型糖尿病にともない発症することが知られています。

国立がん研究センターによって「過体重や肥満が肝臓がんに影響を与えているのではないか」という調査が実施されました。
その結果、過体重と肥満の人たちの肝臓がんのリスクが高いことが示されたのです。

標準的な体重の人たちと比較した場合の相対リスクは、過体重の人に関しては1.2倍、肥満の人に関しては1.9倍になりました。

肥満と肝臓がん.jpg

元国立がん研究センターの疫学部長だった平山雄博士は、がんの原因の80〜90%は生活習慣や環境にあると述べています。つまり、これらの要因に対処するだけでも、がんの罹らない可能性が大になるのです
posted by Dr.ナガシマ at 16:16 | がん予防

なぜ、酒もたばこもやらないか・・・

2014年12月22日

『賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ』というヒポクラテスの言葉があります。(ヒポクラテスは古代ギリシアの医師で、「医学の父」「医聖」「疫学の祖」などと呼ばれている)。

その他にも・・・
「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」というのも。

つまり、健康を大事にして、なるべく医者にかからないようにしなければならないということなのです。

ところがどうでしょうか。近頃は「常日頃の予防には無関心で、病気になれば何でも医者頼り」になっていないでしょうか?
とくに「生活習慣病」というのは、その人の生活習慣や生活環境から引き起こされる病気です。
がんや心臓病、脳卒中なども生活習慣病の代表的な病気であり、何と日本人の6割以上もが生活習慣病で亡くなっているのです。

一方、生活習慣を改善することで予防できるのも「生活習慣病の特徴」です

私も仕事柄、健康のため生活習慣には細心の注意をはらっています。
たとえば酒もたばこも一切やりません(酒は数年前に、たばこは30歳の時に止めました)。

そんなにストイックになっても・・・、と他人から言われることもありますが、
でも「酒もたばこも、命と引き替えにするほどの価値は無い」と、私は思っています
他に、楽しみは沢山ありますからね(病気になっちゃ、その楽しみもできません)。

実は、7年前にボクシングを始めました。
18年前、体重は10s以上オーバー(身長170p)で、体脂肪率も25%と10%もオーバーのメタボ体質でしたが、BOSSダイエットで65s、15%に減量。さらにボクシングをやって現在は体重62s、体脂肪率10%を維持できるようになりました。楽しみと健康が両立しているわけですね。

毎年の人間ドックでも、健康数値はすべて正常。医師からは「あなたの年齢で、これほど健康なのもめずらしい」と言われるほどです。

人間本来の寿命は120歳という説があります。でも・・・
それに至らないのは遺伝でも、運命でもないようです。「生活環境や生活習慣の問題である」と多くの専門家も認めています

長寿をまっとうし最後まで健康で終わることをPPK(ピンピンコロリ)といい、また「垂直死」とも呼ぶようです。

そのプロセスを踏まえながら「健康」をミッションしていくというのが私の役目だと考えています。
つまり、私がこの世におさらばするときに、このことを本当に理解していただけるのかもしれませんね(笑)
posted by Dr.ナガシマ at 14:21 | 生活習慣病

歯の“磨き残し率”を“0ゼロ”にする方法

2014年12月08日

93歳の母親が「お前の歯は白いね〜! お父さん似にて歯が丈夫なんだね、わたしに似なくてよかった」と言うのです。でも、違います。実は、何年も前には歯周病で、下の前歯は抜け落ちそうになっていて、非常に悩んでいました。もちろん汚かったです。

それが“ある方法”で、むし歯も、歯周病の心配もまったくなくなりました。今では「歯が白いですね〜」とは他の人にもよく言われることです。

ところで歯の健康を守るためには、「歯のケア」をいかに行うかに尽きる、といっても過言ではありません。つまり常に、歯を完璧に“綺麗に、清潔に”しておけなければならないということです。

さて、このタイトルにある「磨き残し率」とは何でしょうか? 
そうです、「歯の“磨き残し”の割合がどのぐらいあるか?」ということです。

プラークの写真.jpg

ご存じのように、虫歯や歯周病の原因は全てプラークです。
プラークのことをあらためてご説明しておきましょう。

歯の表面についた白っぽいネバネバ。歯牙細菌苔ともいいます。生きた細菌の大集団が苔(こけ)のようにヘバリついているのがプラークです。細菌が“食事で歯に付いたカス”を餌にしながら繁殖して作る「細菌の集団とその巣」のことです。
食後、歯を磨かずにこれを放置していると、たった約12時間で細菌数が100%ちかく達するというほど繁殖力が強いものです。

だから歯のケアには、このプラークをいかに“完璧に”除去できるかが問題になってくるのです。この“完璧に”とは当然、歯の磨き残し率を“0”にすることです。

ところが、非常に難しい!!

歯科医などは、歯周病の進行を止めるためには、この磨き残し率を20%以下にすること、あるいは改善していくためには10%以下にすべきだと考えているようです。

では、あなたご自身の「磨き残し率」はどの程度だと思われますか?

普通は、どんなに上手に歯磨きをやっても20〜30%ぐらいになってしまうようです。また、歯の専門家といえども0%にするのは不可能だといいます。
たぶん、あなたの磨き方では「ほとんどダメだ!」ということになるでしょう。

なぜ、毎日歯を磨いているのに、どんどん歯が悪くなっていくのか!?
よく考えてみる必要がありますね。

ところで、私(ナガシマ)の磨き残し率は、専門家でも不可能な「ほぼ0%」という驚異的な検査結果になってます。しかも“ある方法”を10年以上前から実践し始めてから、ほぼ「0%」を達成し続けています。

永島のみがき残し率.jpg

では私は、この歯のケアのために相当時間や手間をかけているでしょうか?
そうではありません。3分程度の時間で、しかも簡単に、お金もかからずにできる方法です。

それこそ歯は一生もの、健康の要といっても過言ではありません。
ぜひ、この方法をあなたにも知っていただきたいと思います。

次回の「歯の磨き残し率を0%にするセミナー」は来年の3月頃を予定しています。
この件に関しては、以下のメールでもお受け致します。お気軽にご連絡ください。
masakazu@soramesse.co.jp

posted by Dr.ナガシマ at 10:55 | 歯の予防

高倉さん、菅原さんの死で「自然死」を思う

2014年12月01日

先頃は、高倉健さん83歳、今度は菅原文太さん81歳が死去されました。
私の青春時代を象徴する大俳優たちが、どんどんいなくなってしまう。
過ぎていく時を思わずにはいられません。

そして我に返ってみると、もしも私が高倉さん、菅原さんの年齢までとすれば、残りあと15年〜17年しかない。他人事ではありません。

しかし、菅原さんは肝臓がん、高倉さんは悪性リンパ腫が直接の死亡原因のようです。失礼ながら「自然死」とは言えません。
つまり、外傷や病気によらず、加齢が進んで、最後は老衰によって死亡するという、生理学的な寿命をまっとうしたことにはならないのではないか? 

「12年間の老人ホーム勤務で、最後まで点滴注射も、酸素吸入もいっさいしない『自然死』を数百例経験し、『死』という自然の営みは、本来、穏やかで安らかである」。
『大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ』という本の中で書かれていることです。
※社会福祉法人老人ホーム同和園附属診療所(京都市伏見区)所長 中村仁一著

 大往生したけらゃ医療とかかわるな.jpg

具体的には生命力が衰えてくると食べる必要がなくなり、脳内でモルヒネ物質が分泌されて“いい気持ちになり、痛みや苦しみもなく、不安や恐怖や寂しさもなく”、まどろみのうちに、この世からあの世へ移行することになるという。

他方、医療が濃厚に関与することで、より悲惨で、より非人間的なものに変貌させてしまった、とも述べられています。いまの医療は「自然死natural death」を否定し、「不自然死unnatural death」を助長させているという辛辣な批判も。

日本人が一生涯、病死や交通事故死などがなく、寿命がくるまで長生きできる確率は、(厚生労働省の死因別死亡確率から推定し)、つまり自然死(老衰)で死亡できる割合は、
男性→約3% 女性→約7% にすぎません。

その他は、不慮の事故や自殺等でないかぎり、ほとんどは、がんや脳卒中、心臓病などのいわゆる「生活習慣病」で死亡しているのです。
つまり、(失礼ながら)再三申し上げますが、やはり菅原さんや高倉さんは寿命をまっとうしたとは言いがたいのです。

先の中村医師の談では、医療を全面否定しているわけではなく、やみくもに医療にすがると悲惨な結果になりますよ、ということのようです。しかも以下のことも述べられています。

回復やQOLの向上が見込めるなら当然利用すべきだが、単に死を先送りするだけなら、断った方がいい。
「本人の意思が関与しない治療行為」は、“周囲の者の自己満足”にすぎません。
医療はあくまで、“本人がその生き方に照らして関わるべきもの”です。
posted by Dr.ナガシマ at 17:23 | アンチエイジング